日本人の平均転職回数
日本人の平均転職回数(生涯)は、約2.8回。
意外と多い事に驚きました。回数別で見てみると以下のような割合となっています。
最も多いの転職回数は、1回でしたが平均数の通り2回/3回転職を行っている人が約40%はいるようです。さらに6回以上も転職を経験している人が全体の1割(10%)はいることも驚きです。
僕は、転職回数が多いと次の転職が不利になると思い込んでいましたが、気にしすぎなくてもいいのかもしれませんね。
年代別の転職回数
年齢が上がるにつれて、転職回数も多くなっているのが分かります。
20代では約半数以上が1回に対して、30代になると約半数が2回以上転職を経験している結果となっています。さらに年齢が上がるにつれ転職回数も増えていく傾向が見られます。
30代後半にもなると6回以上の転職経験者も1割を超えており、転職経験をしていない人の方が少ないのが現状です。実際に僕の周りにいる知人や同僚も転職していない人の方が珍しいほどです。
様々な経験を積むことはキャリア形成を行う上でも大事だと思います。
もしかしたらこれからは、転職を経験していない人の方が珍しい世の中になるかもしれませんね。
職業別でみる転職回数
厚生労働省が調査しています。
2回以上転職している人の割合が多い職種は以下のような職種です。
- 輸送・機械運転の仕事
- 保安の仕事
- 運送・清掃などの仕事
- 生産工程の仕事
- サービスの仕事
以上のような職種は、労働条件や環境が悪いケースもあり人材の出入りが激しい企業もあったりしますので、他の職種より転職回数が多くなる傾向があります。
採用した中で最も多い転職回数
リ転職回数が多くても採用されるケースもかなりあるようです。
転職回数ではなく転職した理由をしっかりと伝えることが重要です。
なぜ転職を選択したのかポジティブな理由を伝えるよう意識してみて下さい。
まとめ
ここまで年代別や職種別で分類した転職回数をご紹介してきました。
結論、周りの人も転職をしています。それも1回や2回ではなく世の中6回以上の人もいます。
6回以上転職して内定を獲得しているということは、転職活動では、転職回数ではなく、なぜ転職するのか理由が最も大事であるという事です。
転職をするほとんどの人が目的をもって転職活動をしていると思います。
給与や年収のため、自分の自由な時間を増やすためなど目的は様々かと思いますが、面接官にその理由を伝える時にそのまま伝えるのではなく、スキルアップやキャリアアップを目的にとか向上心を示すなど伝え方を工夫すると内定を獲得できる可能性が高くなるかもしれません。
自分が何のために仕事をするのか、何をしたいのか、将来どうなっていたいのかなど転職活動は自身のキャリアを考え直す良い機会でもあると思います。ぜひもう一度【転職する目的】について考え直してみて如何でしょうか。
もし、自身ではこれ以上考えつかない、キャリアをどう積み上げていけば良いのかなどお悩みの方がいたら、「転職エージェント」を利用してみて下さい。
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