転職エージェントを併用しているなら選考状況は伝えよう!
いくつかの転職エージェントへ複数登録して転職活動を行っていると、紹介してもらった求人の中に既に見たことのある求人 もしくは 応募済みの求人があったなんて経験がありませんか?
既にお分かりの方もいると思いますが、いくつかの転職エージェントを併用して転職活動を行っている場合は、他社での選考状況・応募状況を予め伝えておくことで、このような重複した求人の紹介を防ぐことができます。
つまり、「他社での選考状況・応募状況は伝えた方が良い」と言えます。
その他にもメリットがありますので、選考状況は伝えておくようにしましょう。
- 重複した求人の紹介だけではなく、同じ企業への重複した応募を防ぐことができる
- 面接などの日程調整がしやすくなる
- 転職エージェント間での競争意識が高まる
主に他社の選考状況を転職エージェントに伝える目的は、「情報共有」です。
さらに、転職エージェントも人ですので、さまざまな情報をオープンにしてくれる転職者には親近感をもち、より親身な支援を行ってくれるはずです。
また、併用していることを伝えるときには「御社に最も期待しています」などの期待値もあわせて伝えるとより「期待にこたえたい」と思ってもらえますので、転職活動をより充実したものにできる可能性が高まります。
他社の選考状況はどこまで詳しく伝えるべき?
では、他社での選考状況はどこまで詳しく伝えるべきなのでしょうか。
最低限下記2点を伝えておきましょう。
- 応募先企業の名前
- 現在の選考状況
応募先企業の名前
既に応募している/応募した企業の名前は伝えておきましょう。
同じ企業への重複した応募を防ぐことに繋がります。同じ企業へ複数回の応募を行うことは印象を悪くする可能性が高いため、基本的にNGです。
応募自体は可能ですが、いらぬ誤解を受ける原因にもなり、自身や転職エージェント自体の印象を下げる可能性が高いので、既に応募している企業へ違う転職エージェントからの応募はしないことを強くオススメします。
現在の選考状況
面接の日程などの選考状況を伝えておくようにして下さい。
選考状況を伝える目的は、「日程/スケジュール調整」のためです。
転職活動が上手く進んでいけば、一次面接/二次面接………最終面接と何回かに分けて面接を行うことになり、その都度面接日程を調整する必要が出てきます。
あらかじめ情報を共有しておけば、面接日程の調整もスムーズに行うことができますので、選考状況は伝えるようにしておきましょう。
可能であれば伝えておきたい希望度合
可能であれば応募している企業に対するあなたの希望度合も伝えておくことをオススメします。
自身の希望をあらかじめ伝えておけば、転職エージェント側も希望度合に合わせた面接対策などの支援をしやすくなりますので、希望度合(第一 or 第二希望 や 希望理由など)を伝えておくと転職活動をより効率的に進めることができます。
他社の選考状況を伝える時の注意点は?
転職エージェントへ他社の選考状況を伝える際のポイントは、「誠実に・正直に」です。
選考状況を伝える時に限らずなポイントですが、転職活動を上手に進めるためには、転職エージェントとの信頼関係がとても重要です。
たくさんの企業を紹介してほしいから「ほとんど選考は進んでない」や「見栄を張って出来ないことを出来るなどと嘘をつくこと」、「転職エージェントを利用する我々はお客様」と勘違いして横柄な態度を取ることは、しないように注意しましょう。
人と人とのコミュニケーションですので丁寧な対応を心がけて下さい。
あなたが誠実・正直な対応をすれば、転職エージェントもあなたに対して誠実に対応してくれます。
まとめ
この記事でご紹介した内容は以下の通りです。
- 転職エージェントに他社の選考状況は伝えておきましょう。
- 伝える際は最低限「応募先企業の名前」「現在の選考状況」は伝えるようにしよう。
- 伝える内容に嘘は混ぜずに正直に状況を伝えよう。
転職エージェントとの信頼関係は転職活動を行う上でとても重要なポイントとなります。
嘘をつかず正直に選考状況を伝えるなど誠実な対応を心がけて下さい。
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