自信をもってアピールを！転職の面接で伝えるべき３つのポイント

転職の面接で伝える３つのポイント

企業が新規人材の応募を行う背景としては様々な理由があります。

人材不足による応募や新規事業立ち上げ、事業拡大による応募などありますが、どの理由でも確かなことは自社の戦力として活躍してくれる人材を探しているということです。

書類審査を通過した時点で書類上は問題なく魅力的な人材であるからこそ面接を行うはずです。

応募者が、その企業にとって魅力的と判断されたため、わざわざ時間を作り面接を行うのです。

つまり、なぜその企業に応募したのかしっかりとした理由と動機さえ整理しておけば、転職の成功率は大きく上がるということです。

実際に私が転職活動をしていた時に重要視していたポイントは３つです。

この３つのポイントを自分なりに整理することで転職活動の成功率は大きく上がると思います。

さらに３つのポイントを深堀りしていきます。

１．なぜ転職しようと考えたのか？

転職を行う理由を考えることは重要です。

なぜ転職を行うのか目的をもった上で転職活動を行うのと行わないのでは転職後の働き方に大きな差がでると考えています。転職の目的としてはネガティブなものではなく自分の将来を考えた目的を設定するようにしましょう。

まずは、自分が将来どうなっていたいのかを考えてみましょう。

例えば最低でも年収は400万以上ほしいとか、何かのプロフェッショナルになりたい、人の役に立つ仕事がしたい、地元に帰って仕事していたいなど何でも大丈夫です。

次に、その未来(＝将来)へ近づくためには、どんな経験やスキルが必要なのか考えてみましょう。

実際に面接の場で伝える転職理由としては、この部分だと思います。

転職を考える理由やきっかけとしては、圧倒的にネガティブな理由が多いのも確かです。

私自身が転職を考えるきっかけもそうでした。

職場の人間関係や労働条件、今務めている会社の社風や会社の将来への不安など挙げだすときりがありませんし、もちろん面接の場で本音を伝えても不採用となる可能性が高いのは明らかです。

せっかく大きな労力を割き転職活動を行うのですから、自信の将来を思い描き未来を考えることで夢の実現を達成するための手段の一つとして転職といった方法があると考えた方がより良い転職活動が行えるのではないかと思います。

２．自身の経験/スキルを踏まえ応募先企業で何ができるのか？

２０代、30代で転職活動をされる多くの人は、新卒での就職活動とは異なり応募先企業での即戦力もしくは即とは言わずも戦力としての目途がたつレベルでの採用を期待されていることがほとんどです。

そのため、今までの経験やスキルの棚卸しを行い、その経験やスキルが応募先企業でどうように役に立つのか考えておくこと、自身のキャリアの整理が大切です。

キャリアを細分化し、自分の強みやセールスポイントを整理しておきましょう。

まずは、現在/過去で自分が何をやっているのか/やっていたのか書き出してみましょう。

ここでは大枠で結構です。

例えば、技術職の方であれば何の設計開発を行っているのか自動車部品や工作機械、工場ラインの設計など、営業職の方であれば取り扱っていた製品で分類してみましょう。

次に、具体的にどんなことを行っていたのか書き出してみましょう。

細かく書いていきましょう。

例えば設計職の場合、何を設計していのか、どんなソフトを使用していたのか、設計開発していた製品は企業向けなのか一般向けなのか、お客様や取引先との折衝は行っていたのかなどです。

最後に書き出した経験/スキルで応募先企業の仕事内容と結びつきそうなものがあるか確認しましょう。

ここまで来ると応募先の企業で自分が何ができそうか朧気ですが掴めてくると思います。

３．応募先企業へ入社して何をしたいのか？

応募先企業へ入社してやりたいこと、なぜその企業で働きたいと思ったのかを考えましょう。

その企業を魅力的だと思ったきっかけが何かあるはずです。

企業研究の一環にもなるので根気よく取り組んでいきましょう。

企業研究時に注目するポイントとしては次のような点が挙げられます。

さらに企業が求人を出した背景や経緯なども可能限り集めておきましょう。

求人を出した背景や経緯によっては応募先企業が求めている人材のイメージも異なることがあるので注意が必要です。

「１．なぜ転職しようと考えたのか」で考えた転職目的に合う企業がきっと見つかるはずです。

自分の目的を達成するためにその企業でなければいけない理由も朧気ですが掴めてくると思います。

最後に

私自身の転職経験から各ポイントをお伝えしましたが、これらが正解と言うわけではありません。

ですが、少なくともここに書いたポイントを押さえておけば、実際の面接や今後のキャリア形成において役に立つと思いますので、参考にしてみてください。