先に知っ得!覚えておきたい転職エージェントとのトラブル例と対策

転職エージェント
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どんなトラブルが発生しやすいの?

転職エージェントは、人(企業)と人(転職者)を繋げて成り立っています。

なので転職エージェントもしくは転職者のどちらかが誠実性を欠いた行動をとれば、トラブルに発展してしまいます。

例えば、以下のような例が考えられます。

  • 面談の予約をしていたのに、当日になって急にキャンセルを行う
  • 内定辞退の連絡を入社日前の直前にする

上記のように一般的なモラルを欠いた対応をしてしまうとトラブルに発展する可能性が高まります。

さらにトラブルに発展してしまった結果、転職エージェントへの連絡がしずらくなりサービスを利用できなくなるなど大きなデメリットが生じてしまうこともあるのです。

そこで本記事では、トラブルが発生する前にその原因を理解しておき、可能な限りトラブルを避け円滑に転職活動を行うことができるよう事例と万が一発生した場合の対処法についてご紹介します。

転職エージェント側が原因で発生するトラブル例

転職エージェント側が原因となり発生するトラブルの例としては、以下が考えられます。

転職エージェント側が原因で発生してしまうトラブル例
  • 希望の求人に応募させてもらえない
  • 転職エージェント側の都合を押し付けられてしまう
  • 情報伝達のミス
  • 恋愛感情を持たれてしまう

希望の求人に応募させれもらえない

転職エージェント経由での企業への応募では、確実に希望する企業へ応募できるわけではないことを知っておいて下さい。

その理由は、多くの希望者が集まる企業へ求職者を紹介する前に転職エージェント内での書類選考を行い、より企業とのマッチング度が高い求職者を選んでいるからです。

そのため転職エージェント内での書類選考に落ちてしまうと、企業まで応募書類が届かずお見送りとなってしまうことがあります。

求職者側すると「なんでだよ!」と思ってしまいます。実際にこの社内選考が理由で転職エージェントと揉めてトラブルとなってしまうことがあるようです。

転職エージェント側の都合を押し付けられてしまう

転職エージェントは営利目的の企業です。

利益重視の転職エージェントでは求職者の希望を無視し自社の利益を優先する転職エージェントもあったりします。

その理由は、転職エージェントでは企業へ求職者を紹介し採用された結果、求職者の年収のおよそ30%を報酬として企業から受け取ることができるためです。

多くの報酬を受け取るためには、年収の高い企業へ求職者を紹介し採用してもらった方が転職エージェントとしても利益を多く出すことができます。そのため、求職者の希望を無視して転職エージェントが応募してほしい企業ばかりを紹介されるといったケースもあります。

情報伝達のミス

情報伝達のミスによるトラブルは内定後の入社した後に起こることが多いです。

例えば、転職エージェントから聞いていた企業の情報と違っており、折角入社しても早期に再度転職を行わなければいけなくなるトラブルが発生するケースがあります。

情報伝達のミスが起きてしまう理由としては、転職企業側と求職者側の担当者が異なっており両者間の連携が上手く取れていないため正確な情報が伝わってこないためです。

実際に内定を受ける企業の情報は、自分で確認して判断することが重要です。

恋愛感情を持たれてしまう

嘘のような話しですが、実際にあります。

特に女性の求職者に対して、転職エージェント側の男性のキャリアアドバイザーが恋愛感情をもってしまい、アプローチを行ってしまうことが多いようです。

もしプライベートの誘いがあったら、トラブルに発展する前にきっぱりと断ってしまいましょう。

転職側が原因で発生するトラブル例

転職者側が原因となり発生するトラブルの例としては、以下が考えられます。

  • 面談や面接の急なキャンセル
  • 企業との面接への遅刻(なんの連絡もなく)
  • 内定承諾後での辞退(入社2週間を切っての辞退など)
  • 重複応募をしてしまう

転職者が原因となり発生するトラブルに関しては、そのほとんどが大きな理由がない限りやってはいけない行動ばかりです。

つまり、社会人として間違った行動をした時には謝罪をする、約束した時間に間に合わないと分かった時点で早めに連絡を行うなどの誠実な対応を心がけていれば転職者側が原因となり発生するトラブルのほとんどは避けて通ることができます。

唯一「重複応募をしてしまう」だけは少し分かりにくいと思いますので内容を解説します。

重複応募をしてしまう

重複応募によるトラブルが発生する場合は、複数の転職エージェントを利用し転職活動を行い同じ企業へ別の転職エージェントからも応募をしている場合です。

企業から転職エージェントへ「他の転職エージェントからも応募があった」と連絡が入り、転職エージェントの信頼を失ってしまう恐れがあります。

事前に他の転職エージェントも利用して転職活動を行っていることを転職エージェントへ伝えておくと、重複応募によるトラブルを防ぐことができます。

複数の転職エージェントへ登録してトラブル対策

転職エージェント側、転職側が原因となって発生するトラブルには様々なものがあります。

転職側が原因となって発生するトラブルに関しては、前途の通り関係者に対する対応に注意し、誠実な対応を心がけ転職活動を行うしかありませんが、転職エージェント側が原因となって発生するトラブルに関しては対策法があります。

その対策法は「複数の転職エージェントを併用する」です。

簡単に理由を説明すると、1つの転職エージェントがダメでも他で替えがきくからです。

現在メインで利用している転職エージェントでなかなか求人への応募が通らなかったり、キャリアアドバイザーからプライベートの誘いが頻繁にあった場合に、メインで利用する転職エージェントを他に変えることが簡単にできます。

トラブルを避けて上手に転職エージェントを活用しよう!

ここまで転職エージェントを利用して転職活動を行う場合に起こりうるトラブルについて、様々なケースを紹介してきました。

転職活動において転職エージェントの存在やサポートはとても大事な要素です。トラブルを避けて上手く転職エージェントと付き合い転職を成功させましょう。

複数の転職エージェントへ登録をオススメします。3社くらい登録してみましょう。

実際に転職活動をされている方は平均で4社ほど登録している方が多いようです。

どこの転職エージェントへ登録したら良いのか迷ってしまう方は、以下の記事でオススメ転職エージェントを紹介していますので、参考にしてみて下さい。

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