人と人を繋ぐ仕事｜人材業界へ転職するメリットとやりがいとは？

なぜ人材業界なのか？

一口に人材業界と言っても、その業態は４つの種類に分かれます。

以上のような４種類に分かれておりますが、どの業態も人と企業、人と人を繋ぐ仕事です。

人材業界で働く最大の魅力は、この「人と人を繋ぐ仕事」にあります。

例えば、経営者の多くの悩みは「人」に起因していることが大多数です。つまり、人材業界で働くということは経営者の課題を解決するという事でもあります。そのため、経営の根本となる「人」の課題を解決することができる能力を身に付けることができるのです。

また、経営側の立場だけではなく転職者(=求職者)と接するキャリアアドバイザーであれば、「転職」という人生の岐路に立ちあって、その手助けを行っていくことになります。多くの人と出会い、多くの仕事に触れ、人の成長を手助けし自分も一緒に成長していくことができます。

人材業界にはこのような魅力に溢れているのです。だから人材業界なんです。

人材業界で働くメリットは？

既に紹介してしまったメリットもありますが、人材業界で働くメリットはこちらです。

数多くの人との出会いがある

まずメリットの一つとしてあがることは、何よりたくさんの人と出会うことが出来る事です。

自分の人生を豊かにしてくれる人や今後の人生の中で重要なコネクションとなる出会いであったり、多くの人や多くの業界と携わる仕事であるからこそのメリットでもあります。

また、様々な価値観を持つ人と出会うことで自分人のキャパシティも広がっていくことでしょう。

多くの価値観を理解していくことで自分のキャパシティが広がれば、今後の仕事でもプライベートでもいい影響が受けられるようになると思います。

様々な業界を知ることができる

メリットの二つ目は、たくさんの業界を知ることが出来る事です。

例えばキャリアアドバイザーとして働く場合、転職者に合った業界や業種を紹介する必要があります。

人に何かを教えるためには、まず自分が様々な業界や業種についての知識をもっておく必要がありますので、必然的に多くの業界や業種の知識が身についていきます。

人材会社毎に特徴があり、たくさんの業界や業種を取り扱う会社もあれば、ある一定の業界/業種に特化して取り扱う会社もありますが、それでも自身の人材業界とは異なる業界/業種の知識を身に付けることはできますので、人材業界以外で働く人々より世の中の仕事について詳しくなることができます。

もし万が一自身が転職を行うことになっても、その知識や経験は次に生きてくることでしょう。

誰かの人生の岐路に携わることができる

転職をする側にとって転職活動は人生の分岐点ともなる大切な選択です。

人材業界で働いていくということは、他人の人生の分岐点に関わっていくことでもあります。

なので、誰かの人生に大きく関わること、誰かの手助けをすることに楽しさや喜びを感じる人にとっては、人材業界での仕事はやりがいに満ちた仕事となるはずです。

人のために頑張って感謝されるというのはとても気持ちの良いものですから。

デメリットも知っておこう！

メリットが多く魅力溢れる人材業界ですが、もちろんデメリットもあります。

実際に働く前にどんなデメリットがあるのか理解しておくことも大切です。ご紹介します。

人が商材となること

人と人、人と企業を繋ぐ魅力的な仕事ですが、会社として扱う商材が「人」であるところです。

ここがデメリットにもなります。

会社として人材紹介や人材派遣を行います。無償ではありませんので、利益を出す必要があります。

人材会社は人を企業に紹介することで、企業側から報酬を得て利益を出しています。そのため、本当に転職者の事を思えば紹介はしなかった会社だけど、自社の利益のためには仕方ないと割り切らなければいけい場面にも出くわすことでしょう。

その時に割り切ることが出来なければ、最終的に「自分は何のために、この仕事をしているのか」と自問自答が始まり仕事にやりがいを感じなくなってしまうかもしれません。

定時退社が難しい

デメリットの二つ目は、定時退社が難しい事が挙げられます。

人材派遣でもキャリアアドバイザーでも担当となった人と面談や打ち合わせを行う必要があります。

所属する会社によっても様々ですが、基本的に面談や打ち合わせはスタッフや転職者の勤務が終わった後に行う事が多いので、定時時間きっかりに退社することが難しくなります。

世の中の景気に左右されてしまう

最後に世の中の景気に左右されてしまうといったデメリットもあります。

最近でいえばコロナウイルスによる経済の停滞により人材業界は大きなダメージを受けています。

コロナにより求人企業側の採用数が減った結果、売り上げが減少した会社もあります。人材会社だけがコロナによる影響があったのかと言えば他業界にも影響はありますが、他業界と同様に世の中の景気により左右されてしまう業界であることは理解しておいて下さい。

最後に

ここまで人材業界で働くことの魅力やメリット/デメリットをご紹介してきました。

今回は知人が同じような業界で働いていたこともあり、人材業界というタイトルで記事を書いてみました。会社の商材が「人」であることが他の業界と一番異なる部分であると感じています。

どの業界でも働く上で大変な事はあると考えています。ですが、大変な分やりがいも大きいと思いますので、一度どんな会社があるのか、給与や条件はどんな感じなのか覗いてみては如何でしょうか。

でも人材業界の求人ってどこで確認すればいいの分からないという方もいると思います。

そんな方はこれからご紹介する人材業界に特化した転職エージェントに聞いてみるのも一つの手だと思いますので、気が向いたら見てみて下さい。

この記事がこれから もしくは 今転職活動を行う/行っている方の役に立てば幸いです。

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