【転職時の適性検査】検査結果がボロボロでも受かるの?

転職ノウハウ
この記事は約5分で読めます。

適性検査で選考落ちすることもあるの?

適性検査(WEB/筆記)での結果次第では、選考に落ちる可能性もあることは確かです。ですが、適性検査の結果で選考がダメになる可能性は低いので、過度な心配の必要はありません。

とは言っても、不安は大きくなるばかりだと思います。

「適性検査の合格基準は」とか「何から勉強すればいいの」といった感じで不安を感じてしまう人も多い事でしょう。もしかしたら適性検査がある企業は敬遠してしまっている人もいるかもしれません。

結論からお伝えしますと、「そんなに心配することはありません。とりあえず受けてみましょう」という事です。僕も何度も適性検査を受けてきましたが、ボロボロでも受かった経験があります。

そこで、今回はなぜ企業が適性検査を行うのか、どんな事を意識して検査に臨むと良いのか、この記事を読んでくれる方の不安が少しでもなくなるよう記事を書いていきますので参考にしてみて下さいね。

適性検査を行う目的は?

企業が適性検査を行う理由は、受ける適性検査で異なります。

企業が適性検査を行う目的【性格検査】
  1. 職種への適性を確認するため
  2. ストレス耐性や協調性の適性を確認するため
  3. 回答内容に一貫性があるか確認するため
企業が適性検査を行う目的【学力検査】
  1. 応募者が多数いるときに候補を絞るため
  2. 仕事に必要な基礎学力の判定や適性の確認

このように受ける適性検査の種類によって、その目的は異なります。

これだけ見てしまうと、例えば学力が足りなければ選考落ちしてしまうのではないかと不安に思ってしまうこともあると思います。ですが大きな心配をする必要はありませんよ。

企業も転職者を採用する場合、別に勉強が出来る人が欲しいわけではありません。回答内容に一貫性があるのか、時間内にテストを終えることができるよう計画性をもって取り組めているかなど、転職者の細かい矛盾や粗(あら)を探すために適性検査を行っているからです。

重要なのは応募職種に適性があるのか、長く勤めてくれそうか、職場に馴染むことができる性格かなど実際に採用してしっかりと仕事ができるのかを確認していると僕は考えています。

なので、検査結果がボロボロでも受かることがあるんだと思います。

もしくは、テストはマークシート形式で回答することがほとんどですので、自分が考えていた以上に意外とテストの点数が良かったとかですかね。

選考落ちする時ってどんなとき?

では、落ちる可能性が低い適性検査で選考落ちしてしまう時はどんな時なのでしょうか。

適性検査で選考落ちしてしまう理由【性格検査】
  • 回答に一貫性がなかった(嘘をつくなど)
  • 応募職種に対する適性診断結果に大きな差異があった
適性検査で選考落ちしてしまう理由【学力検査】
  • やる気がなく、学力試験の結果がほとんど0点に近かった
  • 応募人数が多く、一定点数以下は落選対象となってしまった

このような理由で適性検査で落ちてしまうこともあります。

検査を受けるときは「相手にどのような印象をもたれるのか」を意識してテストを受けてみて下さい。

適性検査がボロボロで選考通過した事例

事例1性格検査+学力検査

1社目を受けた時です。エンジニアの派遣会社の面接を受けたときに適性検査を受けました。

最終面接の後のことです。面接は一回のみで【面接+適性試験】といった感じです。適性試験の内容は、性格検査と学力検査を同時に受けています。

検査前までに特に対策などの勉強はしていかなかったので、性格検査はまだしも学力検査に関しては5割もとれるか分からない状態で検査を終えました。

マークシート形式だったので、とりあえず回答欄はすべて埋めましたが……

その時は、後日結果を連絡するとのことで帰宅しましたが、3日後くらいに「採用」の連絡があり、あれだけ検査はボロボロだったと自覚していたのに、なぜ採用となったのか不思議だったことをよく覚えています。面接の評価が良かったのか、性格検査がよかったのかとにかく謎でした。

事例2:性格検査のみ

これは転職活動を始めて半年ほどたった時に受けた会社での検査です。

この会社は面接が一回と性格検査のみでした。面接では【社長+専務+所属部署課長】と面接を行い、その後約20分ほど性格検査を行いました。

とにかく緊張しており何を話したのか分からない状態で検査に臨みました。

おそらく話した内容と矛盾した回答もあったと思います。

ですが、結果は「採用」との連絡でした。自分の故郷に近いこともあり長く働いてくれる可能性が高いと評価されたのか、性格検査が応募職や企業の人の求める人物像と一致したのか分かりませんが、採用連絡をいただくことができました。

こんな感じで僕も選考の度に学力検査や性格検査を受けてきましたが、良くできたと思った会社で選考落ちしたり、逆に手応えを感じなかった会社から採用の連絡をもらったことが多々ありました。

何が言いたいかといいますと、「とりあえず受けてみて」という事です。採用や選考通過の基準は受ける企業によって様々です。受けること自体は無料ですし、適性検査があるからといって応募をためらうのはもったいないです。

もしかしたら自分がダメだと思っていても意外と上手く事が運んで採用なんてこともありますよ。

とりあえず受けるのはいいけど、せっかく受けるなら適性検査に向けてしっかりと対策を行いと考える人も少なくないと思います。

そんな時は転職エージェントに相談してみて下さい。僕が転職活動をしていた時と今では検査方法のトレンドも変わっているかもしれません。最新の情報を転職のプロに聞いてみましょう。

以下記事で転職エージェントについて紹介してますので、参考にしてみて下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました